【第12号】PCクラスタはどっちがいいか? 専用機型?組み上げ型?
PCクラスタには、普通のPCやサーバをラックに積み上げて作る組み上げ型クラスタと、ブレードシステムに見られるような専用機型があるのは、既にご存知だと思います。PCクラスタを購入するときにはどちらがいいんでしょうか?もちろん目的用途、設置環境などの要件によって変わってくるとは思いますが、ここで少しまとまてみたいと思います。
組み上げ型の利点は、拡張性に優れていることです。搭載できるメモリもブレード型より大きいですし、最新のCPUを使えること、利用できるPCIスロットが多いこと、また磁気ディスク容量も大規模なものが利用できます。ただ組み上げ型の場合には、1ラックに搭載できるCPU数に限りがあること(Dualで最大42台84CPU)、単位面積あたりの重量が重いこと、1台ずつ個別に電源を持つため消費電力が増えること、配線やソフトウェアインストールなどの作業が必要などのデメリットもあります。
それに比べて、ブレードのようなクラスタ専用機の場合には、単位面積あたりに設置できるCPU数が大きく、消費電力も低く抑えることができます。またソフトウェアなどもメーカーが通常提供してくれるために、サポートにおける利点もあります。ただ拡張性などに制限が出てきます。
この中間の位置付けを狙っているのが、APPRO社のHyperBlade、LinuxNetworx社のEvolocityになります。特にクレイ社のCray XD1はオールインワン型をとっており、CPU、メモリ、PCIの拡張性、高速インターコネクト、OS、管理ツールがすべてメーカーから提供されます。どのようなタイプのクラスタが良いかは、弊社まで是非一度ご相談ください。
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