【第136号】メタクラウド
「メタクラウド」という言葉をご存知ですか?Googleで「メタクラウド」と検索すると、主に2つの説明が現れます。ひとつがコンピュータグラフィックスで使われる「メタクラウド」で、もうひとつが「メタクラウドAPI」です。今回のテーマはこの「メタクラウドAPI」です。
「メタクラウドAPI」は、最近流行りのクラウドサービス同士を接続するためのAPIです。Amazon EC2を始め、現在世の中には、いろいろなクラウドサービスが出現していますが、実はそれぞれが違ったインタフェースを使用しており、利用者はクラウドサービス毎にインタフェースを変えなければなりません。そのインタフェースを統一するサービスが「クラウドAPI」です。そのうちのひとつに、レッドハット RedHatが提供している「デルタクラウド Delta Cloud」があります。このデルタクラウドでは、Amazonの様なパブリックなクラウドだけでなく、RHEV-M(RedHat Enterprise Virtualization Manager)プライベートクラウドとの相互接続も可能です。これがどういうことかというと、通常は無償の社内のクラウドサービスを利用し、繁忙期は有償のパブリッククラウドを追加で利用することができるようになります。
このような「メタクラウドAPI」は「libcloud」のようなオープンソースでも開発が進められています。これらの動きは、昨年3月にIBMが提唱した「Open Cloud Manifesto」から活発になってきました。グリッドと同じ様に、またIBMが途中で飽きて宙ぶらりんにならなければいいのですが・・・
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